実践紹介
課外活動でも情報教育の視点を! 情報教育最前線 〜中学校編〜 人とのつながり・ネットワークを活かす教育実践
放送部の生徒に指導する成田先生
放送部の生徒たちに指導する成田先生
放送部の風景
番組制作の過程はメディアリテラシィ
の育成にもつながる
成田先生 行事や部活動をはじめとする課外活動でも、日常的に情報教育の視点を取り入れています。特に、私が受け持つ放送部では、生徒たちに情報を活用する力をつけさせるために、厳しい指導を行なっています。
◆放送部を指導して20年、過去には全国大会優勝も!
数多くの学校で放送部を指導し、20数年を迎えます。主にビデオテープによるテレビ番組作りや音声によるラジオ番組作り、アナウンスなどを指導してきました。NHKの「中学校放送コンテスト」の決勝大会にも6回進出し、全国優勝をはじめとする数多くの賞もいだいてきました。助光中学校でも昨年度、全国決勝大会に進出しています。
◆放送部での指導は情報教育の原点
指導のコンセプトは、「子どもたちの好奇心を活かし、中学生らしい言葉、中学生らしい作品をつくらせる」です。取材、編集、台本づくりを通じて一つの作品を完成させていく過程は、まさに情報活用の実践力を育てる情報教育の原点そのものだと考えています。また、番組製作を通して子どもたちにメディアリテラシーを育成したいとも思っています。
第7回 「情報教育最前線 人とのつながり・ネットワークを活かす教育実践」(8/9) <- 前のページへ次のページへ ->
名古屋市立助光中学校での実践紹介